1975年3月12日、ラオス・ビエンチャン発南ベトナム・サイゴン(当時:現ベトナム・ホーチミン)行きエア・ヴェトナムのダグラスC-54D-5-DC(XV-NUJ)が、巡航中に南ベトナム(当時:現ベトナム)・プレイクの南西約25kmの地点に墜落した。
この事故で乗員6名、乗客20名、計26名全員が死亡した。
事故機はビエンチャン空港を午前8時25分に離陸し、計器飛行方式でサイゴンに向かった。午前10時32分に航空路G67上のレポーティングポイントであるPE5上空を高度約11000ftで通過したことを報告したのが最後の交信となった。事故機は北ベトナム軍の携帯型地対空ミサイルによって撃墜された。墜落現場周辺は北ベトナム軍の勢力下にあり危険なため、残骸を調査することは出来なかった。
事故機は1945年に製造された。