1974年9月15日午前11時頃、南ベトナム(当時)・ダナン発同国サイゴン(現ホーチミン)行きエア・ヴェトナム706便ボーイング727-121C(XV-NJC)が、同国ファン・ランのファン・ラン空港に着陸進入中に墜落した。
この事故で乗員8名、乗客67名、計75名全員が死亡した。
事故機はハイジャックされており、ファン・ラン空港に臨時着陸しようとしていた。ハイジャッカーは北ベトナム(当時)のハノイ行きを要求しており、要求を拒否された犯人が持っていた手榴弾2個を機内で爆発させたのが墜落の原因であった。