1974年1月26日午前7時30分、トルコ・イズミール発同国・イスタンブール行きトルコ航空のフォッカーF-28フェローシップ1000(TC-JAO)が、イズミールのクモーバシ空港を離陸直後に墜落した。
この事故で乗員5名、乗客67名、計72名のうち、乗員4名、乗客62名、計66名が死亡し、乗員1名、乗客5名が負傷した。
事故機は離陸後高度30ftまで上昇したが、すぐに左に傾きながら高度を下げ墜落した。夜間の冷え込みで、主翼に霜が張り付いていたにもかかわらず、除去しないまま離陸したことと、離陸時の機首上げが大きすぎたことが重なって失速、高度が低すぎたことから回復操作も功を奏さないまま墜落に至った。