1973年7月22日午後10時6分、ニュージーランド・オークランド発、フランス領タヒチ経由、アメリカ・ハワイ経由、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス行きパンアメリカン航空816便ボーイング707-321B(N417PA)が、フランス領タヒチのパペーテ空港を離陸直後、滑走路端から約3Kmの太平洋上に墜落した。
この事故で乗員11名、乗客62名、計73名のうち、乗員11名、乗客61名、計72名が死亡し、乗客1名が重傷を負った。機体の主要部分もブラックボックスも水深700mの海底に沈み、回収することが出来なかった。このために事故原因は特定できなかった。バードストライクを墜落原因とする説も見受けられる。