1973年1月22日午前9時30分、サウジアラビアのジッダからナイジェリアのラゴスに向かっていたヨルダン航空のボーイング707−3D3C(JY-ADO)が、ナイジェリアのカノ空港で着陸に失敗して炎上した。この事故で乗員9名、乗客200名、計209名のうち、乗員6名、乗客170名、計176名が死亡した。
事故機は目的地のラゴスが悪天候のため代替空港のカノ空港に着陸するところであった。事故当時空港周辺は靄のため視界が悪く、強い横風が吹いていた。アンダーシュートが原因であるとされている。本件は当時としては史上最悪の航空事故であった。