1972年12月3日午前6時45分、スペイン領カナリア諸島テネリフェから西ドイツ(当時)ミュンヘンに向かっていたスパンタックス航空(本社:スペイン)のコンベア990Aコロナド(EC-BZR)が、テネリフェのサンタクルズ・デ・テネリフェのロスロデオス空港を離陸直後に滑走路から約300mの地点に墜落した。この事故で乗員7名、乗客148名、計155名全員が死亡した。 事故当時空港付近は靄に覆われており、視界不良がパイロットの操作を狂わせたと言われている。