1972年10月27日午後7時20分頃、フランス・リヨン発同国クレルモン・フェラン行きエールアンテール(エールフランスの前身)696便ビッカーズ・バイカウント724(F-BMCH)が、クレルモン・フェランのアウルナ空港に着陸進入中、同空港の東約44Kmのロワール地方ノワールタブレの標高約300mの丘に墜落した。この事故で乗員5名、乗客63名、計68名のうち乗員5名、乗客55名、計60名が死亡し、乗客8名が助かった。
無線方位計のアンテナの取付が間違っていたために計器の指針が誤って表示され、それをパイロットが過信したことが事故の主な原因であった。