1972年10月13日午後9時50分頃、フランス・パリからソビエト連邦(当時)レニングラードを経由し同国モスクワに向かっていたアエロフロート航空のイリューシンIL-62(SSSR-86671)が、モスクワ・シェレメチェボ国際空港に着陸進入中同空港の北12Kmの地点に墜落した。この事故で乗員10名、乗客164名、計174名全員が死亡した。 事故機は高度4000ftまで降下した後、降下率を上げ、時速600Km以上で地表に激突した。