1972年2月11日午後1時20分頃、ベトナム・サイゴン(当時:現ホーチミン)発ラオス・サヴァナケット経由同国ビエンチャン行きRoyal Air LaoのダグラスC-54A-DO(XW-TDE)が、高度10000ftを巡航中に行方不明となった。
この事故で、乗員6名、乗客17名、計23名全員が死亡したものと見られる。
バンコクの管制官と最後の交信を行ったのは午後1時20分で、その際、現在位置の報告と高度10000ftを巡航中であること、ビエンチャンには午後2時22分に到着予定であることを報告した。直後にラオス国内で撃墜されたものと見られ、残骸は発見されなかった。
事故機は1943年に製造された。