1971年6月7日午前9時49分、アメリカ・コネティカット州グロートン発同国同州ニューヘイヴン行きアルゲニー航空(USエアーの前身)485便コンベアCV-580(N5832)が、ニューへイヴン空港へ着陸進入中に滑走路の手前に墜落した。
この事故で乗員3名、乗客28名、計31名のうち乗員2名、乗客26名、計28名が死亡した。
事故機は、非精密計器進入中に滑走路の手前約4890ft地点の海辺のコテージの列に衝突して墜落した。
機長が、悪天候下を進入中に適切な前方の視程あるいは滑走路の視認を欠いたまま、定められた最低降下高度以下に意図的に降下させたことが事故原因とされた。機長は最低降下高度到達を告げた副操縦士の報告を無視して、降下率と速度を維持した。しかし事故調査によっても、定められた運航手順と高度制限を機長が無視した動機は明らかにならなかった。
事故機は1956年にコンベア440として製造され、1967年9月にコンベア580に改造された。