1969年3月20日午前2時、サウジアラビア・ジッダからエジプト・アスワンに向かっていたユナイテッド・アラブ航空(エジプト航空の前身)のイリューシンIL-18D(SU-APC)が、アスワン空港への着陸進入中、滑走路端から約1120m行き過ごした地点に墜落した。
この事故で乗員乗客計105名のうち100名が死亡し、5名が重傷を負った。
事故機は、2度着陸復行し、3度目の着陸進入中であった。砂嵐で視程も2〜3Km程しかなく、滑走路灯を視認せずに最低安全高度以下に降下したことが直接の原因であった。