1969年3月16日午後0時、ベネズエラ・カラカス発同国マラカイボ経由アメリカ・フロリダ州マイアミ行きVIASAベネズエラ航空742便DC-9-32(YV-C-AVD)が、マラカイボのグラノ・ド・オロ空港を離陸直後に電線に接触し墜落した。
この事故で乗員10名、乗客74名、計84名全員と地上にいた71名の計155名が死亡し、地上の住民100名以上が重軽傷を負った。
滑走路に設置された温度計が故障しており、誤った温度で離陸データが算出された。その結果、長い地上滑走を行なうことになり、滑走路端付近に航空当局への反対派が抗議のために設置していた高さ50mの電線を飛び越すことが出来なかった。