1969年2月24日、台湾・高雄発同国台北行き遠東航空104便ハンドレページHPR-7ヘラルド201(B-2009)が、同国台南近郊に墜落した。
この事故で、乗員4名、乗客32名、計36名全員が死亡した。
事故機は、離陸の際に第2エンジンが故障し、第2プロペラがウインドミル(風車状態)になったものとみられる。高雄国際空港を離陸して10分後、緊急着陸のため浅い降下に入った。事故機は木々の茂った区画の上空を通り過ぎ、小さな空き地に胴体着陸し、小川に横滑りして停止した。
事故機は1962年に製造された。