1967年11月16日、ソビエト連邦(当時)・ロシア共和国スベルドロフスク(現エカテリンブルグ)から同国ロシア共和国クラスノヤルスクに向かっていたアエロフロート航空のイリューシンIL-18(SSSR-75538)が、スベルドロフスク空港を離陸直後に墜落した。
この事故で乗員8名、乗客99名、計107名全員が死亡した。
事故調査委員会は、原因について、地上物標が見えない計器気象条件下で人工水平儀やコンパスに異常が発生し、予備の計器を参照することなく、この計器の指示に従い続けた結果、大きく姿勢を崩し、墜落に至ったものとした。