1967年11月3日午前11時30分頃、ブラジル・サンパウロ発同国クリチーバ行きSadia Transportes AereosのハンドレページHPR-7ヘラルド214(PP-SDJ)が、クリチーバ空港への着陸進入に備えた降下中にクリチーバ近郊に墜落した。
この事故で、乗員5名、乗客20名、計25名のうち乗員5名、乗客16名、計21名が死亡した。
事故機はIFRディセントパターンで降下中に高度4635ftで丘に墜落した。パイロットは、クリチーバAfonso Pena NDB上空到達を確認せず、クリチーバBacheri NDBとの位置関係を不正確に把握し、VORの装備も使い損ね、自機の現在位置の確認を行わないまま推測されるダウンウインドレッグへのインターセプトを行うなど降下の全てのフェーズの実行に失敗したことなど不適正な手順を用いたことが事故原因とされた。
事故機は1965年に製造された。