1967年10月12日午前7時25分、イギリス・ロンドン発ギリシア・アテネ経由キプロス・ニコシア行きBEA英国欧州航空(英国航空の前身)284便デハビランド・コメット4B(G-ARCO)が、巡航中にギリシア・ロードス島の東南東約150Kmの地中海に墜落した。
この事故で、乗員7名、乗客59名、計66名全員が死亡した。
回収された残骸や遺体を調べた結果、客室の座席の下に仕掛けられた高性能爆弾が爆発し、機体に大きな損傷を与えていたことや、爆発時巡航高度29000ftで飛行していた事故機は、爆発後高度15000ftまで落下した後、空中分解した事が分かった。
仕掛けられた爆弾についてはテロとも保険金詐欺とも言われ、犯人も特定できなかった。