1965年9月17日午前7時25分、フランス領マルティニーク島フォールドフランス発アンティグア・バーブーダ・アンティグア島セントジョンズ行きパンアメリカン航空292便ボーイング707-121B(N708PA)が、降下中にイギリス領モンセラット島Chances Peakに墜落した。
この事故で乗員9名、乗客21名、計30名全員が死亡した。
事故機は着陸に備えた降下中に、セントジョンズの空港から南西に約32マイルにあるChances Peakの標高2760ft、頂上の242ft下の地点に墜落した。墜落前にパイロットは航法エラーにより方向感覚を喪失していた。さらにパイロットは降下を始めるにあたり自らの現在位置を確定しなかった。事故当時の現場付近の天候は激しい雷雨であった。
事故機は1958年に製造された。