1964年10月2日午前5時45分、フランス・パリ発バレアレス諸島スペイン・パルマ・ド・マヨルカ経由モーリタニア・ポートエティエンヌ行きのUTAフランス航空(エールフランスの前身)のDC-6B(F-BHMS)が、巡航中にスペイン・グラナダの南東約30Km地点のシェラネバダ山脈の山腹(標高約2000m)に墜落した。 この事故で乗員7名、乗客73名、計80名全員が死亡した。 調査の結果、事故機が予定のコースを5度逸脱して飛行していたことが分かったが、事故原因は特定できなかった。