1964年9月4日午後4時34分、ブラジル・ヴィクトリア発同国リオデジャネイロ行きヴァスプ・ブラジル航空のヴィッカーズ701Cバイカウント(PP-SRR)が、巡航中に同国Pico da Caledoniaに墜落した。
この事故で、乗員5名、乗客34名、計39名全員が死亡した。
事故機は午後3時45分にヴィクトリアを離陸し、1800mまで上昇した。午後4時33分にパイロットは計器気象状態のRio Bonito上空を高度1800mで通過した旨報告したが、実際にはRio Bonitoから43km離れた山間部の街Nova Friburgoの上空を飛行していた。この直後、事故機はPico da Caledoniaの西斜面標高約1950m地点に墜落した。正規のコースを右に35kmも逸脱していたが、その理由は明らかにならなかった。
事故機は1955年に製造された。