1964年9月2日、ソビエト連邦(当時)・ロシア共和国クラスノヤルスク発同国ロシア共和国ユジノサハリンスク行きアエロフロート航空イリューシンIL-18B(SSSR-75531)が、ユジノサハリンスク空港に着陸進入中に空港手前の山の標高600m地点の山腹に墜落した。
この事故で乗員9名、乗客78名、計87名全員が死亡した。
進入のための降下開始が早すぎたことが直接の事故原因であり、パイロットはこの空港への進入方式を充分に理解しておらず、管制官も事故機の航跡をレーダーで充分に監視することを怠っていた。