1963年5月3日、ブラジル・サンパウロから同国リオデジャネイロに向かっていたクルゼイロ航空のコンベアCV-340-59(PP-CDW)が、緊急着陸のための最終進入中にサンパウロ・Congonhas空港近傍の住宅に墜落した。
この事故で、乗員5名、乗客45名、計50名のうち、乗員4名、乗客33名、計37名が死亡した。
事故機は離陸後第2エンジンから出火したため、サンパウロに引き返すことを決めた。機長は第2エンジンのプロペラをフェザーにし、左旋回を行った。事故機はCongonhas空港滑走路16への最終進入で45度もの機首上げとなり、失速して家屋に衝突した。
機長のプロペラをフェザーにする際の手順が不適切であったためにフェザーとならなかったことが事故原因とされた。
事故機は1954年に製造された。