1962年12月19日午後7時30分、ベルギー・ブリュッセルから東ドイツ(当時:現ドイツ)・ベルリンを経由しポーランド・ワルシャワに向かっていたLOTポーランド航空ビッカーズ804バイカウント(SP-LVB)が、ワルシャワ空港へ最終進入中に滑走路端から約8マイルの地点に墜落した。
この事故で乗員5名、乗客28名、計33名全員が死亡した。
事故機はブリュッセルを午後3時55分に離陸し、経由地ベルリンを午後6時55分に離陸した。事故は、ワルシャワ空港に向けて方位329度で進入中、着陸許可を受けた46秒後に発生した。事故の主な原因は速度を喪失して失速したことにあるとされたが、速度を喪失した原因は確定できなかった。墜落直前に事故機が被雷していたとの情報もある。
事故機は1958年に製造された。