1962年11月27日午前3時40分、ブラジル・ポルトアレグレ発ペルー・リマ経由アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス行きヴァリグブラジル航空810便ボーイング707-441(PP-VJB)が、リマカラオ空港に着陸進入中、リマの南東約25Kmのスルコ地区のラ・パイロットズ・ピーク(標高750m)に墜落した。
この事故で乗員17名、乗客80名、計97名全員が死亡した。
事故機は着陸復行し、再度進入を行なおうとしていたが、進入経路から外れて山に迷い込んだ。進入経路から外れた原因は明らかにならなかったが、NDBの選局をはじめとする計器の設定の誤りが位置を誤認する原因となったものと考えられた。