1962年7月7日午前0時15分、オーストラリア・シドニー発タイ・バンコク経由インド・ボンベイ経由イタリア・ローマ行きアリタリア航空771便DC-8-43(I-DIWD)が、ボンベイ近郊のサンタ・パイロットズ空港に着陸進入中、空港から約100Kmのマハーラーシュトラ、ジュナー近郊の標高1100mの丘の頂上付近に墜落した。
この事故で乗員9名、乗客85名、計94名全員が死亡した。
インド政府の事故調査委員会は、パイロットが実際の位置よりも空港に近いものと判断し、早めに降下を開始したために、最低安全高度を割りこんだことが事故の原因であると指摘した。これに対してアリタリア航空側はインドの航空管制の不備を指摘した。