(事故No,19620622a)
1962年6月22日午前4時1分、フランス・パリ発サンタマリア島経由チリ・サンチアゴ行きエールフランス11便ボーイング707-328(F-BHST)が、フランス領西インド諸島ガドループ島のポアントアピトル近郊のル・ライゼ空港への着陸進入中に空港から約25Kmの熱帯雨林の丘に墜落した。
この事故で乗員10名、乗客103名、計113名全員が死亡した。
ポアントアピトルのVORが故障で使えないうえ、雷雲のせいでADFが誤作動したことが、アプローチコースを逸脱し墜落する原因を作った。なお、ル・ライゼ空港にはILSもなかった。