1962年5月22日午後9時15分、アメリカ・イリノイ州シカゴ発同国ミズーリ州カンザスシティー経由同国カリフォルニア州ロサンゼルス行きコンチネンタル航空11便ボーイング707-124(N70775)が、カンザスシティーに向けて巡航中にミズーリ州ユニオンビル近郊で墜落した。
この事故で乗員8名、乗客37名、計45名全員が死亡した。
事故調査の結果、高度37000ftを巡航中に後部ラバトリー内にしかけられたダイナマイトが爆発したことにより、機体が空中分解したことが分かった。ダイナマイトはこの事故で死亡した男性乗客がしかけたものであり、この乗客は自身に生命保険をかけ、妻を受取り人としていた。ジェット旅客機への破壊工作が成功したのは本件が初めてである。