1962年3月4日午後7時20分、モザンビーク・ローレンソ・マルケス発カメルーン・ドゥアラ経由ポルトガル・リスボン経由ルクセンブルグ行きカレドニアン航空(本社:イギリス)のDC-7C(G-ARUD)が、ドゥアラ空港を離陸直後、滑走路端から約2.5Kmの沼地に墜落した。
この事故で乗員10名、乗客101名、計111名全員が死亡した。
右の昇降舵のスプリング・タブが固着していたために、昇降舵の操縦に通常の3倍近い力を必要とし、離陸時の引き起こしも上昇もままならなかった。事故後ダグラス社は同型機のスプリング・タブを改修し、固着が起きないように対策を取った。