1961年10月7日午前2時頃、イギリス・ロンドンからフランス・ペルピニャンに向かっていたDerby AviationのダグラスC-47B-30-DK Dakota 4(G-AMSW)が、降下中にフランス・Canigou山に墜落した。
この事故で乗員3名、乗客31名、計34名全員が死亡した。
事故機は午前1時30分にフランス・ツールズ上空通過を管制に報告し、機首をペルピニャンに向け高度7500ftで飛行した。ペルピニャン上空への到着予定時刻は午前2時12分であった。事故機は着陸進入に備えた降下中に標高2200mの山腹に墜落した。現場付近の空域の事故当時の天候は断続的降雨と変わりやすい風が報告されていた。事故原因は航法エラーとされたが、航法エラーを招いた原因については確証が得られず決定することが出来なかった。