1961年9月12日午後9時9分、フランス・パリ発モロッコ・ラバト経由同国カサブランカ行きエールフランス2005便カラベル3(F-BJTB)が、ラバトのサレ空港への最終進入中に滑走路端から約10Kmの渓谷に墜落した。
この事故で乗員6名、乗客71名、計77名全員が死亡した。
高度計の誤読により実際より1000ft高いと誤解したものと見られている。なお、事故機に登載されていた高度計については、誤読しやすい設計であったことが事故報告書にも記載された。事故当時の天候は雲高も低く、視程も悪かった。