1961年9月10日午前3時55分、ドイツ・デュッセルドルフ発アイルランド・シャノン経由カナダ・ガンダー経由アメリカ・イリノイ州シカゴ行きプレジデント航空(本社:アメリカ)ダグラスDC-6B(N90773)が、シャノン空港を離陸直後、同国リムリック近郊のシャノン川河口に墜落した。
この事故で乗員6名、乗客78名、計84名全員が死亡した。
人工水平儀の故障か、右翼エルロンタブの故障により操縦が困難となったと推測された。当日の気象状況は、離陸のための最低気象条件を満たしておらず、この点も事故の一要因と考えられた。