1961年7月19日午前8時、アルゼンチン・ブエノスアイレスから同国コモドロリバダビアに向かっていたAerolineas ArgentinasのDC-6(LV-ADW)が、巡航中に同国アスル近郊に墜落した。
この事故で乗員7名、乗客60名、計67名全員が死亡した。
事故機はブエノスアイレスを午前7時31分に計器飛行方式でコモドロリバダビアに向けて出発したが、巡航中に非常に強い乱気流に遭遇し、設計時に考慮された荷重を超える荷重がかかったことにより右主翼が破裂し、空中分解して墜落した。寄与した要因としては、機長とディスパッチャーによる気象予報の評価が不十分であり、不適当な飛行高度を選択することになった点が挙げられた。
事故機は1948年に製造された。