1960年10月29日午後7時2分、アメリカ・オハイオ州トレドから同国ミズーリ州カンザスシティを経由しカリフォルニア州サンタマリアに向かっていたArctic PacificのカーチスC-46F-1-CU(N1244N)が、トレド・エクスプレス空港を離陸直後に墜落した。
この事故で乗員3名、乗客45名、計48名のうち、乗員2名、乗客20名、計22名が死亡した。
事故機はカリフォルニア州サンルイスオビスポのカリフォルニア州立工科大学のフットボールチームをカリフォルニア州サンタマリアからオハイオ州トレドまで運び、またカリフォルニア州サンタマリアまで送り届けるチャーターフライトの途中であった。事故機は早過ぎる離陸操作の結果、コントロールを喪失し墜落したものと推測され、約2000ポンドに及ぶ過積載や悪天候、左エンジンの推力の一部喪失などが寄与したと指摘されている。事故機は滑走路端から5800ft地点に墜落し、大破炎上した。死者のうち16名はフットボールチームの選手であった。
事故機は1945年に製造された。