1960年2月26日、イタリア・ローマ発アイルランド・シャノン経由アメリカ・ニューヨーク州ニューヨーク行きアリタリア航空DC-7C(I-DUVO)が、シャノン空港を離陸直後に墜落した。
この事故で乗員12名、乗客40名、計52名のうち、乗員11名、乗客23名、計34名が死亡した。
事故機は、離陸後高度165ftに達した時点で左旋回を開始し、旋回中に高度を喪失してまず左主翼端が地上に接触した。次いで左主翼及び第1、第2エンジンのプロペラが空港近隣のClonloghan教会の石壁と墓石群に衝突し、最終的には対気速度170〜180ノットで地上に墜落した。事故は査察操縦士による査察が行われている中発生した。事故原因は不明である。
事故機は1958年に製造された。