1959年12月1日午前9時47分、アメリカ・イリノイ州ハリスバーグ発ペンシルヴェニア州ウィリアムズポート行きアルゲニー航空(USエアーの前身)371便マーチン202(N174A)が、最終進入中にペンシルヴェニア州イーグル山に墜落した。
この事故で乗員4名、乗客21名、計25名全員が死亡した。
事故機はウィリアムズポート空港にILSで進入していたが、高度が高すぎたため、空港上空を通過し、右旋回してダウンウインドレッグに入り、後に再度右旋回し最終進入に入った。右旋回を終え、左旋回に入った機体は降雪と雲の中に見えなくなった。事故機はウィリアムズポートから南に約13マイルのイーグル山に墜落した。
機長が時機を得た進入の中止を決断しなかったことが推定原因とされ、フラックスゲートコンパスが誤った方位を表示したことが、誘因として挙げられた。