事故詳細

(事故No,19590929a)

 1959年9月29日午後11時9分、アメリカ・テキサス州ヒューストン発同国同州ダラス行きブラニフ航空542便ロッキードL-188Aエレクトラ(N9705C)が、巡航中に同州バッファローの東南東約6Kmの地点に墜落した。
 この事故で乗員6名、乗客28名、計34名全員が死亡した。
 事故機は高度15000ftを計器飛行方式で巡航中に左主翼が分解して墜落した。本件事故から約6ヶ月後の1960年3月17日、ノースウエスト航空のエレクトラ機が、本件と同様の事故を起こしたため、徹底的な事故調査がなされた結果、Whirl Mode(渦巻き現象)というプロペラの異常振動が原因であることが分かった。プロペラの異常振動が主翼のフラッターを招き、主翼を分解させていた。
 事故機は1959年に製造された。


(C)2003 外山智士
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