1958年12月30日、ブラジル・リオデジャネイロ発同国サンパウロ行きヴァスプ・ブラジル航空のSAAB Scandia 90A-2(PP-SQE)が、リオデジャネイロ国際空港を離陸直後にGuanabara湾に墜落した。
この事故で乗員4名、乗客33名、計37名のうち、乗員4名、乗客17名、計21名が死亡した。
事故機は離陸後高度50mまで上昇した時点で第1エンジンが故障した。パイロットは90度左旋回し、約500m直進した後再度左旋回を開始したが、その旋回中に失速して海上に墜落した。パイロットにより誤った操縦操作が為されたものと見られている。
事故機は1950年に製造された。