1958年5月15日、インド・ニューデリー発パキスタン・カラチ行きパキスタン国際航空205便コンベア240-7(AP-AEH)が、ニューデリー・パラム空港を離陸直後に墜落した。
この事故で乗員6名、乗客32名、計38名のうち、乗員4名、乗客17名、計21名と地上の2名の合計23名が死亡した。
事故機は、夜間の、しかも参照し得る地上物標がない中での離陸直後、降下し地上に衝突した。機長は計器類の不適切な監視と解釈を行ったため、地上への降下を無意識に行ってしまった。事故の誘因として機長の健康状態が悪く、物事への反応速度が遅くなっていたと推測されることが挙げられた。
事故機は1948年に製造された。