事故詳細

(事故No,19580421a)

 1958年4月21日午前8時30分、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス発同国コロラド州デンバー経由同国ニューヨーク州ニューヨーク行きユナイテッド航空736便DC-7(N6328C)とアメリカ空軍のノースアメリカンF-100Fスーパーセイバー(56-3755)がネバダ州スローン近郊上空高度21000ftで空中衝突し、両機とも砂漠に墜落した。
 この事故でユナイテッド航空機の乗員5名、乗客37名、計42名全員と空軍機の教官1名、訓練生1名、計2名の合計44名が死亡した。
 空軍機は計器飛行訓練中であり、ユナイテッド航空機は計器飛行方式で航空路上を飛行中であった。事故現場付近の空域では航空路周辺でもネリス空軍基地の訓練飛行が行なわれており、事故以前から民間機から空軍機とのニアミスの報告が相次いでいたが、アメリカ民間航空局とアメリカ空軍が対策を講じることはなく、本件事故の発生に至った。


(C)2001 外山智士
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