1958年4月6日午後11時19分、アメリカ・ミシガン州フリントから同国同州フリーランドに向かっていたキャピタル航空(ユナイテッド航空の前身)のビッカーズ745Dバイカウント(N7437)が、フリーランド・Tri-City空港へ最終進入中にトウモロコシ畑に墜落した。
この事故で、乗員3名、乗客44名、計47名全員が死亡した。
事故発生当時は、視程が制限され、氷着の虞のある天候であった。事故機は深く旋回しながら滑走路と正対しようとしていたところ、突然失速してスピンに陥った。パイロットはコントロールを取り戻すことが出来ず、墜落した。事故調査報告書は、水平安定板への氷着とその増大が、特定の対気速度とコンフィギュレーションの条件下において、ピッチ角の制御を喪失させたことが事故原因であるとした。
事故機は1956年に製造された。