1957年7月16日午前3時36分、オランダ領ニューギニア(当時、現インドネシア)・ピアク島発フィリピン・マニラ経由オランダ・アムステルダム行きKLMオランダ航空のロッキード1049Eスーパーコンステレーション(PH-LKT)が、ピアク島モクマー空港を離陸直後、海岸から約800m沖合の海上に墜落した。
この事故で乗員9名、乗客59名、計68名のうち乗員9名、乗客49名、計58名が死亡し、乗客10名が救助された。
事故機は、離陸直後、同空港にローパスを要求しており、その途中に墜落した。ローパスの理由は乗客にピアク島を空から見せるためであった。残骸は水深250mの海底に沈み回収できず、事故原因も特定できなかった。