1957年5月1日午後9時20分、イギリス・Blackbushe発Idris経由Tripoli行きEagle Aviationのビッカーズ610バイキング1B（G-AJBO）が、Blackbushe空港への緊急着陸のための最終進入中に同国Star Hillに墜落した。
この事故で乗員5名、乗客30名、計35名のうち、乗員5名、乗客29名、計34名が死亡した。
事故機は午後9時14分に離陸し、その2分後に左エンジンが故障した旨を報告、右エンジンのみでの緊急着陸を行おうとしていた。事故機がファイナルに向けて旋回している時、スレッシュホールドから約1100mの地点で左翼端が地上に衝突して反転し、森の中に逆さまの姿勢で墜落し炎上した。
機長が1エンジンでの着陸に際し、高度と安全な飛行速度の維持が出来なかったことが事故原因とされている。左エンジン故障の原因は不明である。
事故機は1947年に製造された。