1957年3月14日午後1時46分、オランダ・アムステルダム発イギリス・マンチェスター行きBEA英国欧州航空会社(英国航空の前身)411便ビッカーズ・バイカウント701(G-ALWE)が、マンチェスターリビングウェー空港に最終進入中、滑走路端から約800m、中心線から右に約150mの地点に墜落した。
この事故で乗員5名、乗客15名、計20名と地上にいた2名の合計22名が死亡した。
右翼フラップの座金に不具合があり、着陸直前にこの座金が破断し、座金を装着していたボルトも着陸時の通常の過重に耐えきれず金属疲労で折損した。このため右翼フラップが外れ上方に持ちあがるとともに、ガストロックケーブルも引き上げた。結果外れたフラップの影響で右翼が下がり、これを修正するにもエルロンがガストロックケーブルが引っ張られているために動かずに制御不能となり墜落した。