1956年12月22日午後6時20分、イタリア・ローマ発同国ミラノ行きアリタリア航空のDC-3(I-LINC)が、巡航中にイタリアのGiner山に墜落した。
この事故で、乗員4名、乗客17名、計21名全員が死亡した。
事故機はVFRでエルバ島まで飛行し、以後ミラノまでIFRで航空路A3およびA9を巡航高度10500ftで飛行することが承認されていた。しかし、パイロットはこの飛行計画に従わず、ローマからミラノまで直行しようと試みた。事故機はこの直行コースから逸脱し、離陸から2時間12分後に山に墜落した。事故調査報告書は、推定原因として、パイロットが規則に反してフライトプランで承認された事項に従わなかったこと、パイロットが新たに設定したルートを飛行するにあたって自機の針路や現在位置を確認しなかったこと、天候不良で風に流されたこと、航法計器に誤作動があった可能性があることを指摘した。