1956年11月17日午後4時45分、コロンビア・ブエナベントゥラから同国カリに向かっていた。Empresa Aviacion del PacificoのDC-3(HK-385)が、巡航中に同国El Rucio山に墜落した。
この事故で乗員3名、乗客33名、計36名全員が死亡した。
事故機はカリ、ブエナベントゥラ間往復の復路にあったが、復路便の出発前に機長は、副操縦士の健康状態に関する当局の判断がまだ出されていないことを知り、復路便では航空機関士に副操縦士の業務を行わせることに決めた。事故機は午後4時30分にブエナベントゥラを離陸し、その約15分後、高度6200ftを飛行中に雲に覆われたEl Rucio山に衝突した。事故機は極度に低い高度でルート上を計器飛行していた。運航乗務員の訓練不足が指摘されている。