1955年11月1日午後7時3分、アメリカ・コロラド州デンバー発同国オレゴン州ポートランド行きユナイテッド航空629便DC-6B（N37559）が、巡航中にコロラド州Longmontに墜落した。
この事故で、乗員5名、乗客39名、計44名全員が死亡した。
事故機は、デンバーを離陸して11分後、貨物室内の女性乗客の手荷物に仕掛けられたダイナマイト爆弾の爆発により墜落した。爆弾は女性乗客の息子が彼女にかけられた37500ドルの保険金を狙って仕掛けたものであった。事故機の出発が遅れたため、山岳地帯上空での爆発を目論んで仕掛けられた爆弾は平地の上空で爆発した。犯人は1956年に処刑された。
事故機は1952年に製造された。