1954年12月18日午後2時頃、イタリア・ローマ発同国ミラノ経由フランス・パリ経由アイルランド・シャノン経由カナダ・ガンダー経由アメリカ・マサチューセッツ州ボストン経由同国ニューヨーク州ニューヨーク行きアリタリア航空451便DC-6B(I-LINE)が、最終進入中にニューヨーク・Idlewild空港(現ケネディ空港)の滑走路端付近の海上に墜落した。
この事故で乗員10名、乗客22名、計32名のうち、乗員10名、乗客16名、計26名が死亡した。
事故機はIdlewild空港への4度目の着陸進入中に滑走路04の左側の進入灯の支柱に衝突して墜落し、海中に沈んだ。事故機は低く降下し過ぎたため進入灯の支柱を回避出来なかった。
パイロットは、2回の長時間にわたる(2時間と1時間半)ホールディングパターンの飛行を余儀なくされるなど特別に困難な環境に曝され疲労していたことが事故の誘因として挙げられている。
事故機は1954年に製造された。