1953年5月20日午後6時38分、アメリカ・ニューメキシコ州ロズウェル発同国カリフォルニア州オークランド経由アメリカ領北マリアナ諸島グアム行きトランスオーシャン航空942便ダグラスC-54G-10-DO(N88942)が降下中にカリフォルニア州Alvaradoに墜落した。
この事故で乗員5名、乗客30名、計35名全員が死亡した。
事故機は降下中、3500ftを割った直後にコントロールを喪失、右主翼を下にしながら降下し、右主翼が鉛直近くまで下がった状態で翼端のウイングチップが大麦畑に激突し、回転しながら分解して炎上した。コントロールの喪失は機体表面の着氷によって引き起こされたものと見られているが、公式事故調査結果では不明とされた。
事故機は1945年に製造された。