1951年8月24日午前5時30分頃、マサチューセッツ州ボストンからサンフランシスコに向かっていたユナイテッド航空615便DC-6B(N37550)が、経由地のオークランド空港に着陸進入中、空港の南西約25Kmのカリフォルニア州ユニオン・シティー近郊の丘に墜落した。
この事故で乗員6名、乗客44名、計50名全員が死亡した。
事故当時現場付近は層雲が高度約500mまで垂れ込め、地表は霧で覆われていたが、事故機の機長は計器進入を行わず、ADFのみを用いてビジュアルアプローチを試みていた。結局、滑走路から右に5Km逸脱したうえに、最低高度を割り込んで墜落に至った。