1951年7月21日午前0時頃、カナダ・バンクーバーから日本・東京に向かっていたカナダ太平洋航空(エア・カナダの前身)のC-54A-10-DC(CF-CPC)が、巡航中にアメリカ・アラスカ州シトカから同州ヤクタット間の沖合の太平洋上に墜落した。
この事故で乗員6名、乗客31名、計37名全員が死亡した。
事故機は午後6時53分にバンクーバー国際空港を離陸したが、ヤクタット近くで交信を絶った。捜索が行われたが残骸等は一切回収されず、このため事故原因も解明されなかった。
事故機は1944年に製造された。