1951年4月25日午前11時49分、アメリカ・フロリダ州マイアミ発キューバ・ハバナ行きキューバ航空493便DC-4(CU-T188)が、アメリカ・フロリダ州Key West郊外で巡航中にアメリカ海軍のBeech SNB(39939)と空中衝突し、両機とも墜落した。
この事故でキューバ航空機の乗員5名、乗客34名、計39名全員と米軍機の乗員4名の合計43名が死亡した。
米軍機は計器飛行方式の訓練飛行中であった。両機が衝突した時、キューバ航空機は変針のため緩やかな左旋回を行っていた。衝突後キューバ航空機は左バンクを次第に強めた後、機首を下げた姿勢で衝突地点から約1.7マイルの海上に墜落した。双方の航空機が有視界飛行条件下での見張り義務を尽くしていなかったことが原因とされた。
事故機は1944年に製造された。